イーサリアムのすごいところは?

ビットコインの次に有名になった仮想通貨が
イーサリアム。
時価総額でビットコインについで2位です。
突発的に他通貨の暴騰で2位から落ちることもありますが、
ビットコインが1位、イーサリアムが2位であることが
圧倒的に多いです。

ETH
ビットコインとイーサリアムで
仮想通貨の時価総額の半分以上を占めています。

イーサリアムは何がすごいの?

イーサリアムはビットコインと同じように、
ブロックチェーンを使って送金できる決済システムです。

ビットコインが仮想通貨の基軸通貨としては一番メジャーですが、
イーサリアムも基軸通貨として使われています。

ETH
決済通貨としての側面だけを見た時
ビットコインがドルだとすると
イーサリアムはユーロみたいなものです。

実際に決済システムとしてどうなの?
決済システムとしては
ビットコインの送金が混んで
送金手数料が高騰したり、送金に時間がかかったりしいる時に
イーサリアム決済で代用されたりします。

一番の違いはそれに加えて、

  • スマートコントラクト
  • ブロックチェーン上のプラットフォーム機能

この2つの特徴がすごいんです。

スマートコントラクトって何なの?

スマートコントラクトは、
送金と同時に契約データをブロックチェーン上に書き込める機能です。
商取引にはいろいろな契約が必要です。
その契約を改ざんができないブロックチェーンに書き込みながら送金することで
よりスマートな取引が生まれます。

例えば
HP作成を頼んだとして、
着手金3ETH、完成時7ETHという契約と同時に決済すると、
まずは3ETHだけ送金されて、
→完成したら7ETH追加で自動で送金される
→完成しなければ7ETHが支払われることはない
という決済になります。
完成したのに支払われない、
完成してないのに実費を請求される、
みたいなことが起こらないのです。
そしてその契約はブロックチェーン上に残り続けて改ざんができない状態になるのです。

イーサリアムは取引と契約を管理できる。
しかも金融機関を介さずに契約内容を自動執行できるのが
スマートコントラクトです。

給料や報酬の支払い、不動産契約、
いろいろなことに使えそうです。
旅行代理店のてるみくらぶの破産の様なことが起こっても
行けなかった旅行代金は支払わない契約をいれてイーサリアム決済を行っていれば、
自動で返金されたかもしれません。

プラットフォームとしての機能って?

プラットフォームとはどういうことかというと、
イーサリアムの決済システムやスマートコントラクトを利用した
アプリやプロジェクト開発、
そして独自トークンの発行ができるのです。

ETH

スマホのプラットフォームといえば
iphoneのiOSやAndroid OSですよね。
そのOS上でいろいろなアプリが作られて
サービスをもたらしてくれます。
仮想通貨のプラットフォームとして
イーサリアムがその機能を備えているということです!

トークンとは
自前のブロックチェーンを持たない仮想通貨はトークンと呼ばれます。
マイニングがないので最初からトークンの全量が発行され、
ブロックチェーンの仕組みの中の管理者不在の特徴がなくなるので
運営がトークン価値の今後を左右します。

スマートコントラクトがあるイーサリアムの決済機能システムを使って、
自分たち管理のサービスを低コストで作りたい!というプロジェクトが
続々イーサリアム上でプロジェクトを開発しています。

イーサリアムが新しい組織の仕組みをつくる!それがDAO

イーサリアムによって
スマートコントラクト機能をもったプラットフォームができたことで、
今度は管理者のいない組織も作れるんじゃないかという動きが出てきました。
管理者のいない(非中央集権)組織をDAOといいます。

ETH
投資ファンドなどが利用し始めていて、
ファンドマネージャーが責任を持って運用するのではなく、
投票によって投資先を選ぶ仕組みです。
今までは必ず人や組織を信頼して任せるしかなかったのですが
直接自分の意思を投票で
組織のアクションに対して影響させてられる仕組みは
新しい組織のあり方のひとつになると思います。

DAOと聞くとDAO事件を連想しがちで
イメージがよくないですが、仕組みとしてのDAOは
将来有望視されているシステムです。

DAO事件
DAOの仕組みを使って、
ドイツの投資ファンドがThe DAOというファンドサービスを始めました。
しかしThe DAOのファンドサービスのバグで
50億円分のイーサリアムが不正に引き出されました。
幸いにも約1ヶ月間は引き出したイーサリアムが使用できない契約が、
スマートコントラクト機能によって書き込まれていたので、
その猶予の時間にハッキングされて引き出されたイーサリアムをどうするかという議論がなされました。

このバグはイーサリアムの仕組みのDAOのバグではなく、
ファンドサービスのThe DAOのバグのため
何も対応しなくていい、自己責任だという意見と
イーサリアムをハードフォークさせて
(新円切り替えみたいに新しくして旧紙幣を使えなくする)
引き出されたイーサリアムを使えなくする、という意見がぶつかったまま
結局改ざんが難しいブロックチェーンを
強引に盗まれる前の状態に戻し、
そのあとハードフォークして盗まれたイーサリアムを使えなくしました。
強引にブロックチェーンの巻き戻し&ハードフォークしたため、
何も対応しなくていいという主張派は、
管理者がいないこと、書き換えられないことがブロックチェーンのいいところなのに
ブロックチェーンの思想の根幹を捻じ曲げた(中央集権的に介入した!)と反発し、
自分たちでイーサリアムクラシックという通貨を
巻き戻していない状態のブロックチェーン上につくりました。
イーサリアムクラシックの話はまた今度書きます。

イーサリアムが爆発的に広まることになったICOという仕組み

ICOという言葉、仮想通貨に興味を持っているあなたなら
聞いたことがあるかもしれません。
ICOというのはプロジェクトの資金を仮想通貨で集める手法です。
今の社会では会社が株式を上場して資金を集めることをIPOというのですが、
それの仮想通貨版と言われています。
2017年はICO長者が何人も出ましたが、それ以上に
資金を集めてプロジェクトを進めず持ち逃げしたりする詐欺が横行したため、
日本居住者に対しての仮想通貨交換登録業のない業者からのICOが禁止になりました。
ただ海外居住者や外国人に向けてのICOは制約がありませんし、
日本以外の国でICOを許可している国もあり、
世界では毎月のように大型プロジェクトのICOの噂やセールスが飛び交っています。

ETH

仮想通貨をはじめたばかりの人は、
基本的にICOには関わらない方がいいです。
無くなってもいいお金で宝くじを買う感覚ならアリですが、
ICOのプロジェクトが有望かどうかを
自分で判断できないうちはやめましょう。

今後のイーサリアムはどうなるの?

ビットコインの誕生、
ナカモトサトシの論文が発表されてから5年。
19歳の少年がホワイトペーパーを作ったのが
イーサリアムの誕生です。
これまでの歩みと合わせて発表されているロードマップを見てみると

2013 ホワイトペーパーが発表
2014 150億資金調達開発開始
2015/5 プレリリース開始 ver.オリンピック
2015/7 正式にブロックチェーン稼働 ver.フロンティア
2016/3 バグを解消して安定版に ver.ホームステッド
2017/10〜現在  匿名性の向上、スマートコントラクト厳格化 ver.メトロポリス(第一段階ピザンチウム)
未定  セキュリティ向上、プログラム言語の簡易化など ver.メトロポリス(第二段階コンスタンティノーブル)
未定  ブロックチェンの維持の仕組みをPOW→POSに移行 ver.セレニティ

と発表されています。
バージョンの名前を見ていくと文明の発展になぞらえてるのか、
今は都市開発が始まった第一段階ということなのでしょうか。

ETH

便利なサービスやプロジェクトが
イーサリアム上で展開して広がっていくことで
イーサリアムの価値も上がっていくと考えられます。
使う人が増える=価値の上昇
使う人が減る=価値がなくなる
というのは多くの仮想通貨共通の宿命なので。

いまのイーサリアム価格はこちら

イーサリアム企業連合がすごい!

イーサリアム企業連合(EEA)というものがあります。

ETH

イーサリアム企業連合は
イーサリアムの技術の活用広めていく有志の企業連合。
そのラインナップがすごい。

  • マイクロソフト
  • JPモルガンチェース
  • トヨタグループ
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ
  • IBM

イーサリアムはこれらの企業がバックアップしている通貨とも考えられます。

イーサリアムが買える取引所はこちら

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